書評 THE TEAM

未来を創る朝読書

今朝の一冊
「THE TEAM」著 麻野耕司 版幻冬舎

 

一般的には昭和時代の管理職の方からすれば(私も)目からウロコの組織論かもしれませんが、年齢を問わず若い人の動向や時代の変化を感じ取っている人からすれば、この書籍にある組織論は、感情という見えない指標を、論理的に説明している書籍。

「ああなるほど、このよな指標をもってメンバーと接すればよかったんだ」

 

と腑に落ちる一冊。

 

共感&目からウロコポイント

1.目標達成より適切な目標設定

何をやり遂げるかよりもその目標がメンバーにとって適切に設定されているかどうか?

例えば新幹線の清掃メンバー。

時間内に掃除する、ではなく、新幹線という劇場内でキャストして7分で、

意義目標「お客様に感謝感激を与える」

成果目標「7分でお客様に暖かな思い出を持ち帰っていただく」

行動目標を「さわかか・あんしん・あったか」とした事例

 

 

2.正しい独裁

決断の結果 49%と51%の差しかないのであれば、決定プロセスで時間をかけるより、リーダーの独裁で意思決定したほうがよい。

 

 

3.チームメンバーがチームに対する共感 魅力を感じているか。

ヒトは感情報酬で動く。

その為には共感・魅力を感じるチームであることが大事。

モチベーショングラフで経験や感覚を把握する。

伝えるから伝わるㇸ。

 

 

 

第四次産業革命進行中という時代認識を震災の翌年もっているという、先見性。

新しい時代の変化は非連続。

それをヘーゲルの言葉「ミネルヴァのフクロウは黄昏がやってくると初めて飛び始める」を引用し、説明しています。

このミネルヴァのフクロウの引用をどうとらえるか、私は既に市中に出回っているマーケティング手法の多くは、時代が変わってから後付けで体系立て「売り出している」そこに惑わされないで、という意図で引用されたのではないかと感じています。

懇切丁寧、口語体で書かれたわかりやすい説明の本書が、ここ一節の説明をあえてしていないのので。

 

 

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