見たいと思う世界の変化に、あなた自身がなりなさい」
M.ガンディー
この言葉に初めてであったのは、「全脳思考(現在はフューチャー・マッピング(R)に名称変更)」
のイントロダクション講座でした。
私たちは目の前に理不尽な出来事が生じた時、例えば震災や
紛争(と言う名の戦争)といった共通の痛みだけではなく、個
人的に抱える病や職業生活で「理不尽」と感じることに対し、
自分の態度を変える、ではなく、他者のあり方を変えさせよう
としてしまいがちです。
けれど、他者は私の「支配下」にはなく、そのあり方を変え
ようとするのは、途方もなく「効率の悪い」ことなのです。
それは例えて言えば、渡り鳥に春に移動するなと、包囲網を
造ろうとする、そんな滑稽な「努力」なのです。
変えるべきは、「世界」や「他者」ではなく、あなた自身。
あなた自身が、「見たいと願った世界の変化になる」と決め
て動くことが正しい「努力」です。
2017年 どんな世界を見ますか?
それは、1日数パーセントの変化かもしれません。時に変化
を感じることもできない日もあるかもしれません。
それでも、「見る」と決めた世界へ自分を変化させ動く努力
の積み重ねは必ずあなたを「見たい」世界へ連れてゆきます。
変化のスタートは、挨拶をするなど小さなことでいいのです。
例えば、「売上を120%アップする。そのためにより多く
営業をかけよう」と決める。アポを1件でも多くとるためには、
「挨拶をかかさない」と行動目標を決める。そしてそれを続け
れば、必ず「挨拶」の次にくる行動目標が定まります。
このようにして、最初の目的からブレずに自分を変える行動
を続けることがあなたを、あなたが見たいと願った世界への導
く最速のルートです。