経営者の方が次のビジョンを見いだされた時
実現可能性の高いビジョンは
まさに「絵のように」観ておられる時。
そして その「動機が善な時」「私心がない時」
そのビジョンの実現に向け、何をどうすればいいか、最初は見えていなくとも
自然と道は開きます。
何をどうすればいいか、見えていなくとも、構想がまとまかけたところで、
最初にされることは、
ビジョンについて語り始められるところがスタートライン。
もちろん、初期段階は誰にも彼にもということはないでしょう。
資金調達のめどが立ち実行段階になればなるほど、
スタッフに、そして関わるより多くの人に
育ってゆくビジョンと意味を語られます。
そのビジョンが前例のないものだった場合。
口には出さないけれど反発されるスタッフさんや幹部の方もおられるかもしれません。
それでも、語り続け、先へ進まれるうちに、
意味を理解し共感をもって共に進もうとされるスタッフの輪も広がってゆきます。
ビジョンに基づき大きく舵をきられる時、
資金より必要なものは周囲の理解、
足下のスタッフからの支持と共感です。
きられる舵がどんなに大きくとも
この時代社運をかけた、方向転換を一気にされる経営者の方はまずないと思います。
少しづつ少しづつ、安全第一に
舵を切るポイントの遥か前から、
小さな方向転換をし続け、いつの間にかポイントを通過し
気がつけば方向転換を計っていた。
そんなビジョン達成の仕方が遠回りに見えても
関わる全ての方々を安全に運び、結局は利益を最大化するのだろうと思います。