【彩鳥屋てっちゃん最高】
快速が停まる駅ですが、説明によればお店まで駅から徒歩20分。
それだけでも、めっちゃ行きにくい印象を持ちます。
「彩鳥屋てっちゃん」店舗ファサードは、
でかい字でかかれた看板?みたいなポスターで埋め尽くされています。
どうやら手作り。焼き鳥屋であることはわかるけれど、鳥のこだわりは、
500日熟成鳥専門店と書かれた看板があるだけ。
商品説明はその周囲に張り巡らされた、
アルバイト募集のポスターに推されて全く目立ちません。
実際には駅からの距離は500mと少しなので、
20分もかかりません。せいぜい7~8分。
ただし周囲はビジネス街ではないので焼き鳥屋さんでよくある、
サラリーマンが終業後に「ちょっと一杯」と同僚を誘って楽しむような立地ではありません。
インスタは店主のアカウントがあり、これがお店のアカウントとして機能しているようですが、
新規のお客様だったら店主のアカウントにはたどり着けません。
食べログには、メニューの写真はほぼなく、予約には「合言葉」が必要とあります。
それが何かはわからない。もちろん?HPもありません。
【新規集客は求めない】
どうやら、新規顧客、京都で言う一元さんに来ていただく
「気」が全くない。ということのようです。
そう考えると、駅からほぼ直線距離で577mしか距離がないのに、
公式説明が徒歩20分というのは、
新規顧客の行く気をやんわりダウンさせる作戦では?とすら思えてきます。
御新規さんには厳しい。紹介者がいないと入らせてくれない、狭き門であるようです。
とはいえお店は平日の午後3時でも、ママ友さんやゴルフ帰りの方々でにぎわっているとのこと。
【てっちゃんの求人】
昨日はランチェスター経営のNNA㈱が主催し「彩鳥屋てっちゃん」店主早崎哲生氏が語る、
「採用・定着に悩む中小企業のための”現場の知恵”「求人しても来ない」「すぐ辞める」を変えるセミナー!
に参加させていただきました。
圧巻のお話でした。てっちゃんの求人は、よくあるWEB媒体一切使わない。
もちろんエージェントも使わない。活用するのは、口コミと店舗前のポスター。
ほとんどそれだけぐらい。でもいい子が来る。
ここでいういい子はまず、店主との相性がよい子。そして親子関係のよい子。
シフトは土日両日入れない。高校生ならテスト前は勤務時間短縮、学校行事優先。
未経験は問題なし、と、次々に惜しみなく、自店の採用とその後の待遇の特徴を伝え続けられるてっちゃん。
時給単価こそ最低賃金を少々上回る程度ですが、
働いて下さる方にどんな価値を提供できるのか?ということを常に考えられています。
そして、何度も繰り返しおっしゃっていたのは、
「採用の失敗は、その後の教育では取り返せない」
これは、“今忙しいから、とりあえず急場しのぎで入って頂く。時間のある時教育すればいいから。”
飲食店に限らず、今、多くの現場が人手不足で経営者の方は、
こんな考えでとにかく現場を廻そうとします。
それが、採用コストをうなぎ上りに上昇させ、
ミスマッチな人材を招き入れ、時に辞めなくてもよい人材まで辞めてしまう。
そんな悪循環を招いています。
てっちゃんはスタッフとして働いてくれる方に初日から
「辞める時の辞め方」を教育します。それは、
①3ヵ月前に伝える。
②お客様にもスタッフにも惜しまれて辞める。
アルバイトはほとんどが学生なので、卒業➡就職で辞めることはわかっているのですが、
それでも、3カ月前に自分でちゃんと申告し申し出てくれれば、
求人活動期間に余裕が生れます。
この余裕期間があることで、採用の失敗がなく、
ミスマッチな人材を招き入れることなく、「いい子」が採用されます。
「目の前の誰かを笑顔にする」というフレーズはよく聞きます。
彩鳥屋てっちゃんは、まさに目の前の従業員さんを笑顔にする。
そうすることで、従業員さんは目の前のお客様を徹底して笑顔にできる。
お客様も、常連さんか常連さんの紹介しかいらっしゃらない。
顧客になって頂く際の「失敗」が起こりにくい。
そんな循環を創り続けていらっしゃいました。
【経営者がやらなければならないこと】
◆対:従業員さん(正社員もアルバイト)たとえ給与が最低賃金プラスアルファでも、
価値を感じて悦んで働いてもらえる仕組を創る。
売上や利益に貢献したら、褒賞を考える。
◆対:顧客さま 出来る限り高単価でかつ楽しく帰属意識をもって来ていただく仕組を考える。
値下げで釣らない。既存をとことん大切にする。
飲食で 100名➡2回目来店 28名 ➡ 3回目来店 27名
0➡1で初回くるお客様より2回目のお客様の方が大切すると再来店が増える
◆経営者は、リスクに備えて、会社にお金をストックする。
リスクを想定すると、逆にリスクを引きよてしまうからではなくて、
お金をワクワクする未来の投資と考え正しい割合でストックしておく。
そのためにも、経営者は個人に戻って自分と人生と向き合う時間を持つことが大切です。
経営計画の前に人生計画と言われるゆえんはここにあります。
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7月13日(日)13時~
7月20日(日)13時~





