書評 すごいお金。

未来を創る朝読書
令和元年 8月6日

すごいお金。
著 和田裕美
版 SBcreative

◇人生で初めて直接お金を頂くことになった起業女子へ。

昨日は、起業女性のためのIT活用マネーレッスンという講座を開催。
人生で初めて、おっかなびっくりしながら、お客様から直接お金をいただく経験をしている女性たち、これから頂こうとされている方々にお集まりいただき、「お金に色を付ける」なんてお話をしてきました。

当たり前ですが、売り上げと自分が自由に使えるお金は違います。
自分のご褒美ケーキは経費にはなりません。

そんなお話をしながら実は起業女性に一番読んで頂きたい本。
それがこちらの本です。

和田さんによれば、お金を稼げるようになる人のたった一つの特徴は、「お金は、あると思う人」になる。
だって「お金はあると思う人のところに集まってくる。」これが原則だそう。
だから、間違ってもお金がないなんて思わない。
口にも出さない。

◇陽転思考も「お金がなくてよかった」とは言わない。

お金は超リアルな存在。
時々持続可能な社会をつくる活動をしているんだから、「お金を稼いではいけない」「沢山もらってはいけない」という方がいらっしゃいます。
(実は昨夜の参加者の中にもいらっしゃいました。)

でも、リアルな話お金がなければ、持続可能なよい商品を創っていらっしゃる方に相応しい対価をお支払いできない。
そもそも自分だって、必要なものが買えない。

お金がないときどうする?
だからこそ、「ある」を見つける、あるに気付く。
子供の寝顔、今している体験に対して値段をつけてみる。

そして、自分が何かしたとき絶えず、値段をつけてみる。
お茶くみでも、1杯600円でもお客さんは買うレベルのお茶を淹れることができた→600円の天国貯金。とそんな感じ。

そしてもう一つ、お金にまつわる全てのことを肯定する。
頂くときも、支払うときも、肯定と感謝。

なぜならお金は不安がないところに集まるから。

◇和田裕美のいうことだから信じられる。

和田裕美さんは普通の家庭で普通に育った、普通のお嬢さん。
でも24歳ぐらいのときからお金に困ったことがない。
26歳で世界№2営業ウーマンになる。

この本はそんな彼女が教えてくれる、お金との付き合いかた、その心構え。
それがいちいち美しい。
だから真似てみようと思えるし何回でも紹介したくなる。

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