「デザイン思考」を地で行う人

未来を創る朝読書
令和元年 8月3日

デザイン思考が世界を変える
著 ティム・ブラウン
版 早川書房

今朝はこちらの書籍を読んで書評をと思い、読み進めば進むほど、あれ、だれかの行動そのもの・・・そう、昨日突然あらわれた、噂の中須氏の行動そのものでした。

◇中須氏あらわる

~デザイン思考を地で行く人~

日本一自由な税理士 中田俊氏のお話にしょっちゅう登場する中須氏。

彼は、大学生の時に出会ったトーゴ(アフリカ大陸にある国)のトモダチとの約束を果たすために、信用金庫を辞め、現在トーゴと京都を繋ぐモノづくりに取り組んでいます。

公立大学を卒業し、信用金庫に勤務という堅実な人生だった中須氏。

トーゴとの仕事を形にしたかったら、まずトーゴへ行け!と背中を蹴ったのが中田税理士。(キャー)
それが一年前。

その時すでに結婚、妻は妊娠中。

妻の父に、信用金庫を辞めること、トーゴに行くこと、妻が妊娠していることを同時に報告した時、妻の父は思考停止していたのか、ピンが外れたのか??
「男はビジョンを持たんといかん」と励ましたとのこと。

丁度そのころ、私もたまたま参加したワークショップの自己紹介でトーゴに行くと言う中須氏に出会っていて、「あんた、それやめとき!!」と忠告していたという(;^_^A

この夏、トーゴに行き、現地のオーガニックコットンを仕入れ、京都の職人さんに染色してもらう、最初の小さなプロダクトが、中田氏の主宰する「学び場 とびら」で紹介され始めました。

おお、一年でなんか形になってる!

中田氏が語る中須氏の活躍を聞きながら、「今ごろ、またアフリカか?一遍会ってみたいやんか~」と思っていたら、昨日 中須氏が目の前に!現れました。

いや~\(◎o◎)/! しながら直接お話をお聞きすることができましたよ。

◇これまでの経過

その1
まず、中田さんに背中を蹴られてトーゴに行った。
ほんまは一年後ぐらいかと思っていたそう。
→行動する

その2
現地の人とコミニュケーションとる。
会社を創りたいと言ったら、会社=建物なので建物を創ることになりそうだったとか。
→人間中心のアプローチ

その3
現地で生産されるオーガニックコットンを仕入れ、京都の伝統職人さんのところに持ち込み、プロトタイプを創る。
→はやめに何度も失敗する

その4
当面のユーザーは、中須の共感者、SDGsな人たちだろう。
→洞察により仮説を立てた

その5
ブログを書きまくる~共感者の口コミでプロトタイプほぼ完売。
※完売なので失敗ではないと思われるかもしれない。しかし商品の完成度に対してではなく、頑張っている中須だから買って頂いている。ビジネスにするなら、商品の完成度が勝負。
→ちいさく何度も失敗する

いまここ
その6
HPを新しくする。
製品デザインを創る。
手作りHPの限界。
生産者・職人はかかわっているがデザイナーがかかわっていない。
→プロの手を借りる

このプロセスがデザイン思考そのものなんです。

そして、なんと、プロの手を借りる際の資金調達のお手伝いをさせてもらうことに!!

光栄です。

◇デザイン思考という考え方

8月末に、商工会・商工会議所の方向けに経営デザインシートの研修を行います。

経営デザインシートは、文字通り経営をデザインし、価値提供をできる構造を創らないといけませんよ、という考え方に基づいて作られています。

そしてこのシートはそれはあくまで思考補助ツールですよ、つまりシートそのものが、プロトタイプ。その過程を大事にと、そういう考え方。

経営デザインシートの研修というと、デザインという言葉だけが先行してなんだか小難しく響くようですが、要は目的意識をもって、着地点(ゴール)を意識する。

人口増を前提にした、大量消費、大量生産の時代は終わり、人がモノを選ぶ時の中心は、体験と共感になっています。

それは、論理を積み重ね計画でできるものではなく、これまでのような勘と経験を重視する成行き経営ではたどり着けない。

人間の持つ創造性を働かせ、目的意識をもつからこそ現実化する。

実は昨日出会った方より経営デザインシート活用講座を企画したいねというお話も頂きました。

こちらはどなたでも参加できるものになりそうです。

まずは、リリースをお楽しみに。

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