書評 やりたいことを全部やる!時間術

未来を創る朝読書

やりたいことを全部やる!時間術
著 臼井由妃
版 日経ビジネス文庫

◇著者臼井由妃氏とは

公式プロフィールによると、年少のころは吃音、喘息、習慣性脱臼といった体質で、いじめや不登校も経験。
自分を変えようと始めた童話の読み聞かせと合唱により中学生のころには「日常会話」ができきる程度になったとのこと。
33歳で結婚3か月後に夫が癌の末期発覚し、3億円の借金を抱えた会社の経営者となる。

もうこれだけで波乱万丈です。

利息だけ増えてゆく会社経営は、彼女が発明したヒット商品で立ち直るのですが、それに安住せず、素人の一発屋といわれたくない一心で、関連資格を取得。
その後も行政書士や、MBAと会社経営を続けながら短期一発合格で資格を所得。

人が何かを諦めるときや、断る時、理由のツートップが
時間がない
お金がない
です。

多分だれよりも時間もお金もない状態で、やりたいこと、やるべきことを成し遂げ、時間を創りお金を創造した。

一体何をどうすれば、こんなことができるのか??と思いますよね。

◇本日の読書テーマ

こちらの書籍、私は
ちいさな会社が余裕をもって売上・利益を拡大する時間の使い方
というテーマを持って読みました。

◇共感ポイント

1.時間密度を高める。
やることが増えたからこそ、他の業務の取り組みがより効率化される。
仕事の量をこなすことが、仕事の質を高めることになり、さらにレベルの高い仕事をこなすことになる。
まずは、多くの量を決められた時間内に確実にこなす訓練をし、生産性を高めること。

2.人をうまく使う
10を知るより、10人の知っている人。
確かに、自分の知らないことを一から調べて専門家になる必要はなく、頼れる10人の知っている人と関係を構築している方が有意義。

また、経営者が人を使う、依頼するポイントは、
①あなただから頼む
②細かく分ける
③適切なフィードバック

3、パターン化する
あらゆる行動をパターン化することを推奨されています。
朝の起床時間(ちなみに彼女は19時就寝2時起床)は前夜お付き合いがあって遅くなっても絶対ずらさない。
起床後の行動を分単位で決めている。
服装は、コンサルタントの仕事なら茶か紺のスーツ。
講演講師ならピンク系と決める。
迷ったときは考える時間は15分、それ以上考えても時間の無駄。

本当すっきりしています。

◇実践ポイント

自分の時給は自分で決める

本日も実り多い一日となりますように。

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