書評 選ばれる女におなりなさい

未来を創る朝読書

「選ばれる女におなりなさい」

著 ラトナ・サリ・デビィ・スカルノ

版 講談社

若い人にとって、バラエティー番組のヒトのような印象をもっている方も多いのではと思われる、デヴィ夫人。

インドネシアの故スカルノ大統領の夫人だったことを知っている人は昭和生まれかと。

ゴージャスなドレス、ゴージャスなお屋敷がテレビ紹介されることも多いけれど、彼女が「極貧」といっていいような環境で育ち、10代で父を亡くし、母と弟を今で云う「高級マンション」に住まわせ生活の一切をまかなっていたという事実はあまり知られていないのでは。

私もこの書籍を読むまでここまでとは知りませんでした。

本日の共感ポイント

人の3倍、勉強して
人の3倍、働いて
人の3倍、努力して、そのために睡眠時間は人の三分の一。

貧しかった学生時代から今もこの精神は変わりません。

努力する人にチャンスは訪れる。

どんなに辛い状況に身を置かれても、その人の考え方でどうにでもなるものなのです。

79歳の今も、病気になったことがないと言い切る夫人。

女であるということ、そしてどんな女として人生をデザインするかを実践してきたからこその名言。

そして彼女にできたことだから、私たちにもできる。

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