昨日は、倫理経営講演会に参加してきました。私は大阪北区倫理法人会という経営者コミニュティに参加させて頂いています。毎週土曜日の朝は、京都から朝6時に大阪南森町で開催される役員朝礼~モーニングセミナーに参加させて頂いています。
倫理経営講演会は、優れた倫理体験をなさった経営者のお話を聞く一年に一回の会です。昨日は沖縄の運輸業と建設業を営まれている経営者のお話しでした。
その方の創業時は丁度日本中がバブルに沸き沖縄では、蘭を育てるハウスの建設ラッシュ。ところがバブルもあえなくはじけ、借金だけが残り、もう保険でしか払えない、という状況に陥ったそうです。一般的な解決策は、弁護士に相談し自己破産を選ぶ、です。でも倫理から導かれた方針は全く違いました。
ご夫婦で力を合わせて、あることに取り組み、お役目を果たしたところ、ほぼその日に負債額と同額のお仕事が「一つ返事」で決まったそうです。
取り組まれたことと果たされたお役目は、本業とは全く関係していません。
ただ、目に見えないとことでは繋がっていたのだ、とそう思わずにはいられないお話しでした。普段の目に見えること、物理的な事実の裏で動いている見えない世界が確実にあって、それが私たちの現実を動かしている。そう思わずにはいられないお話しでした。
一人でいても、集団でいても、人から見える場所も、誰からも見られない場所も整えておくそれが見えない世界を味方につける、圧倒的な準備になる、そう思わずにはいられないお話しでした。
今日も足元の小さなゴミを拾う、玄関の靴を揃える、そんな小さなことを心を込めてやろうと思います。