お父さんを尊敬する人が成功する


◆お父さんの役割
家庭における、お父さんの役割ってなんでしょう?

今ほど家事労働が自動化されていない時代、
家庭の外へ働きに出られる人、
給与、もしくは収益という外貨を稼いで来れる人は
家庭の中では「お父さん」だけでした。

いい悪いではなく、
人類は、そんな時代の方が長いのです。


家庭は、社会に出ようとする子供や
社会からだんだん遠ざかる高齢者も
社会を創っている男性も 身を寄せて休息し、充電する。
子は育ち、大人は老いる、 そんな場所です。
家庭の中で唯一社会の外にでて、戻ってくるお父さんは、
子供に対して社会そのものを体現する存在です。
お父さんは、
子供や家族を
外敵から守る壁であり、雨風をしのぐ天井の役目を果たしています。

◆佐藤元相先生のお父様
先日、ランチェスター経営の第一人者の佐藤元相先生
講話をお聴きする機会がありました。 佐藤元相先生のお父様は、
身体が弱く、弱いのにタバコ吸う、酒を飲む、そんな方だったそうです。
佐藤先生は小学校3年生から新聞配達をし、
中学校では、長期休みに寿司屋のバイトをやり
高校に通いながら鉄工所で働きます。
小学3年生に朝の新聞配達、
今なら虐待で通報ものかもしれません。
毒親、親ガチャ失敗という言葉は、
親から必要な愛情を貰えなかったから、
こんなに不幸なんだと
親を責めるために使われる言葉です。

佐藤先生こそ、
毒親と親御さんを責めてもいいような気がしました。
僕、親ガチャ失敗したんです。そう言われても、

先生の品格を落とすことはないと思いました。

◆父の人生を生きる。

先生のお父様は、47歳という若さでお亡くなりになります。

そのお話の流れで先生の口から出てきたのは、

統合

という言葉、でした。

この、統合という言葉の中に、
お父様の生きられなかった人生を

お父様と共に生きる。
お父様がやりたくてできなかった、
父の役割をお父様の分までやる。
そんな思いが込められているように感じました。

だから、佐藤先生は、
誰よりも、家族を大切に思い、
社員さんを大切にし、
27年間離職無し、
1
9年間黒字経営達成を成し遂げた
NNAという
思いっきり自由に暴れることができる
頑丈な壁と天井で守られた、
おおきな器を創られた、のだと納得しました。
NNA株式会社今年、2名の若者が入社し、
ますます楽しみな企業になり
ました。

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