本当の自分に出会えば、病気は消えていく

 中国武漢で始まった、新型ウィルスの感染。あっという間に日本に上陸し、連日各地で感染者が発表されています。マスクは売り切れ、イベントは中止。それも大きなイベントだけではなく、卒園式や謝恩会といった本当にささやかな節目のイベントまで。一方で、世界の工場となって久しい中国現地の工場の稼働停止や出入国制限で、サプライチェーンが分断されてしまいモノづくりの現場には、そもそも部品が供給されない、といった問題も発生しています。

 ネガティブニュースが報じられています。心がざわつき、不安な気持ちになる方も多いと思います。イベント中止の報道を聞くたびに「自社イベントをどうしよう~」と不安が頭をもたげます。

このような危機に対し、どう対応するのか、本日のビジネス図書館は

「本当の自分に出会えば、病気は消えてゆく」著 梯谷幸司 版 三笠出版 

著者紹介 梯谷幸司 トランスフォーメーシナル・コーチ@ 人間心理、言語心理、催眠療法、NLP(神経言語プログラミング)などの分野で世界的な専門家に師事し、20年以上の歳月をかけて科学的手法に基づいた独自の成功理論と確立。オフィシャルHP 

こちらの書籍を通して、コロナウィルスとどう付き合うか、本当にすべきは何なのかを考えます。

1 コロナを敵!だと思っていませんか?

梯谷氏によれば、人は「本当の自分」を生きていないとき人は病気になる、といいます。確かに「病は気から」という言葉が示すように、気=どんな気持ちでいるか、どんな気持ちでそれをするか、が身体に大きな影響をもたらすだろうというのは想像に難くなありません。自分の本音・本心とは違うとは感じながらも、「生活のため」「みんなやっていることだから」と満員電車に揺られていれば、早晩身体が悲鳴を上げてしまう…ということもうなづけますね。

ビジネスコンサルタントとしてスタートした梯谷氏ですが、現在はメンタルトレーナーとして、言葉の技術や心理技術を駆使し、「脳の動かし方」を変化させる独自の方法により、クライアントの病気を”終わらせる”ことに成功しているとのこと。現在はその病気が治るメカニズムを東京大学と共同研究されています。

氏によれば、おなじような病気にかかっても、それを確実に「やめられる人」と「なかなかやめられない人」にわけられるそうです。その違いはたった一つ。病気を敵だと思っているか、「本当の自分からのメッセージである」と気付けたかどうか、と言います。

  実際、多くの人は病気を敵だ!とみなし、病気になると、「病気と闘う」、「~病に負けない」という言葉で表現し、回復の道を歩もうとします。

 ところが、梯谷氏によれば、病気敵とみなし闘うと表現することが余計に病気を辞められなくしているといいます。なぜでしょう? 文字通り、闘うためには敵が必要。病気と闘うとは、闘う対象としての病気をつくり続け闘い続けるという、無限ループに入ってしまうことを意味します。

 病気=敵=闘い倒すものという認識のとは真逆のスタンスにあるもの、それが、「病気は本来の自分からのメッセージ」であり、「自分はここから何を学ばなければいけないのか?」というスタンスです。

 そして病気に向かって、「これまで無視してごめんね」と謝罪し、和解を始めた人たちは、病気を辞めてゆくのです。梯谷氏のクライアントはいわば病気との対話でガンや白血病を辞めていかれるとのこと。にわかには信じがたいお話ですが、昨年度から東京大学と共同でこの「人が病気を辞めてゆくメカニズム」の研究が始まっているとのこと。客観データーとしてこのメカニズムが解明される日も近いことでしょう。

2.危機回避モードか成長モードか

危機回避モードでいることのリスク

本書から学ぶべき一つ大切なことがもう一つあります。それは、感染症対策を講じる際、どのような動機や、気持ちでそれを行うのか、ということ。人間の身体は「危険!」と感じた時、大脳に直接指令が行くので考えるより先に身体が反応し「逃げる」「闘う」の二択になります。車にひかれそうになった時など瞬間的に必要なその能力を常時使いっぱなしにしていればどうなるでしょうか?脳も神経も常に緊張しっぱなし、瞬間的に動く準備のためいつもより多め筋肉に血液を流さなければならず、心臓は普段以上に大きな圧で全身に血を送り、内臓にが十分血液が回らない、という状態を作り出します。

もし、常時コロナは危険、怖い、不安を起点にして、マスク・手洗い・外出するか否かの判断を行い続けいると、本来高めなければならない免疫力が低下してしまいます。

成長モードでスタートしょう

今回のコロナのような、正体のわからないモノゴトに直面し、日々過剰な情報にさらされる続けると、当然脳は「危機回避モード」で動いてしまいます。初動はそれしかありません。中長期戦の様相を呈しているこの事態、感染者が増えるたび、イベントの中止を聞く都度、「どうしょう」「大丈夫か」と不安から行動することが続いてしまうと身体は恒常的に「危機回避モード」になってしまいます。いま高めておかなければならないのは免疫力。それを低下させてしまうような、身体の状態にしてしまうこと事態も「新たなリスク」ですね。

成長モードとは、この危機回避モードは逆の状態。危険に備える必要がないため緊張が緩み、筋肉だけではなく内臓にも血液が十分に集まり、その機能が高まっている状態です。 

この状態を保てれば、新たな情報に接するたびに「そんなこともある」と「腹をくくり」そこから、責任ある態度と行動はなにか?を冷静に考えることが可能となります。そして先ほどの病気に対する態度と同じように、

「コロナはこの(世界に対し)何を教えようとしているのか」

「コロナはこの(日本に対し)何を教えようとしているのか」

「コロナは(わが社に・このイベントに対し)何を教えようとしているのか」

という問いを立て冷静、客観的に考える賢さが求められているのではないでしょうか。

何を教えようとしているのか?という問いに答えるためには、そもそも何がしたかったのかという本来の目的が明確でなければ、答えることができません。あらゆる報道は基本的に過去の出来事に解釈をつけて報じているだけのもの。事実は押さえたうえで、そもそも何をしようとしていたのか、構想していた未来はなんだったのか、最善の未来を実現するために今何をするかそこを起点に考える。

 何度も書きますが、マスク・手洗い・うがい・風邪のような症状があれば不要不急の外出は控える、これらは大人の責任として当然の選択です。そして責任ある行動とは、「この事態から最善を選択する」「ここからどうやってよくしていこうか」という思考と態度を言います。

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