CITTA手帳の発送工程にみる 価値をデザインする行為

CITTA手帳 2020版10月始まり届きました。

気が早いと思われるかもですが、昨日先行予約していました、CITTA手帳2020版10月はじまり届きました。(≧▽≦) 2020版10月はじまりとは、今年の10月スタートという意味です。2019年10月から~2020年12月末まで使えます。

お友達の中には昨日届いたよ~!という方もいて、うちも来ないかな~、来たらこの3連休の手帳タイムを2020年版への書き込みも含めてやるのにな~って待ってたんです。したら、夕方の4時ごろいつもの佐川のお姉さんが届けて下さいました。※ブログトップページの写真はCITTA手帳公式HPからお借りしました。

箱を開けると、じゃ~ん こんな感じ

ちゃんと、箱の中で手帳がグラつかないように、小さな段ボールが入っています。段ボールをどけると、

クリームベージュの箱が!

そう、今年はついに、手帳カバーも注文したのですが、手帳カバーがわざわざCITTAと書いた箱に入っている\(◎o◎)/! これは実にビックリしました。だってこの箱コストかかっています。紙の箱って高い。そして色や素材をみるとたぶんCITTAオリジナル。もし箱が既製品だとしても、金でCITTAのロゴを入れた段階でコストアップ。

そしてさらに箱を開けると、こうです。

 

きちんと薄紙で覆い、革製品の扱いを注意書きしたカード。カバーの中を開けると、緩衝材が挟んでである。

ここまで丁寧にするか!っていう。

価値をデザインすること

手帳単体なら、ゆうパックでも十分届きます。手帳カバーとセットにしたって、手帳カバーに緩衝材(いわゆるプチプチ)しっかりまいて、〇川急便の既成の紙袋にいれって発送しても全然いける。手帳カバーを痛めることなくお客様の手に届く。

それをあえて、別注の箱にいれ、薄紙で包み発送する、この特別感なぜだと思います?千草さん自身も自著で手帳は日常使い、綺麗に使おうと思わないで!っておっしゃているにもかかわらずですよ。

ここにね、価値をデザインするという発想がある。意識してなさっているかどうかは別。むしろこの一連の流れは(株)CITTAでは普通のことなんだろうと、そう感じるのですが、この手帳と手帳カバーの発送という工程そのものがお客様に届くところまでを一連の仕事と考えデザインされている。

ここでデザイン、という言葉を、ファッションデザインというカテゴリーの中だけで考えないで頂きたいのです。お客様が商品を手に取ったとき、どのように感じれるかまで考えて商品を発送している。最小限のコストで発送して終わり、ではないんです。

大切なことなのでもう一回大きくして書きます。

価値をデザインするとは、「お客様が手に取ったときどのように感じられるかまでを考え、最終工程まで考え創りこむ」ということ。

機能オンリーを考えれば、そしてコストや価格を考えれば、箱いらん。緩衝材プチプチと紙袋で十分。ただそれで下げられるコストってたぶん数百円も程度、価格に反映するとしてもマックス500円ぐらいのものじゃないでしょうか?

 経営者だったら、ここケチってはいかんとこ!

無駄にコストをかける、を推奨しているのではない、ですよ。商品の価値をあげるとは、究極、その商品を使うときお客様がどのような気持ちになるか。価値デザインとはそこを考え、創ることです。そうしないと選ばれない。

生活者・消費者から一見最も遠いところにおられそうに思われる内閣府知財戦略室さんでさえ、下記のような見解を持っています。

社会・経済環境が、安定的なモノの供給が市場を牽引する20世紀型から、体験や共感を求めるユーザの多様な価値観が市場を牽引する21世紀型へと変化 

 首相官邸 知財戦略推進室HPより抜粋

ちいさな会社だからこそ積み重ねられる体験と共感を創りつづける。

あふれかえる情報、あふれかえるモノに囲まれた私たちが、それでもスマホ片手に情報検索する意識の底には、共感できる出来事や良質の体験を積み重ねたいという欲求があるからではないでしょうか?

だから、同じモノでも誰から買うか、どう買うかが大切になっています。逆に言えば、経営サイドはよいモノづくりが完成した。これで買ってくれるはず、にとどまっている時ではありません。

1.自分が誰で、どんな生き方をしていて、なにを大切にする人かを明らかにする。

2.自分の創る商品、サービスはたとえそれが既製品でもなぜそれを扱うのか理由が明確で。

3.自社の商品・サービスを使うことで、どんなお客様にどんな感情を抱いて頂きたいのか。

4.お客様が手に取る瞬間から使い終わりまで、どんな時間になるのかを考える

価値をデザインするとは、このような工程全てに気を配り設計するということなのです。

オフィスやまもとは、あなたのとなりで、経営デザインをお手伝いしています。

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