書評 流れを経営する

本日の2冊目

実は、サクッと伏見稲荷にお参りして行ってまいりました。
7時14分発の快速に乗って7時45分ぐらいに稲荷に着いて〜からの9時05分の快速で帰宅。

洗濯機を回して紅茶を飲みながら、つぎの1冊。

「流れを経営する」

 

10年前の本。
これまで歯がたたなかった野中郁次郎大先生の著作。

巻頭からしびれる!

「戦略とは未来創造である。そのために必要なマネジメントとは、適性に変化の流れを読み、未来に向けての指針を見出し、そのつどタイムリーに判断し、実践とフィードバックを重ね、イノベーションを継続的に行って行くことにつきる。」

思わず膝をつくってこういう感じw

毎回膨大な読書量とコメント力で圧倒される岡田明穂さんには遠く足元にもおよびませんが、企業経営は知識資産をベースに流れで捉え、変化の勘所をつかまなければ、という考えは同じなはず。
そして、本書を読めば、読むほどに、価値創造とその構造の把握が求められている。
本書412ページにある、図!ビジネスモデルキャンバス ???と見紛うような図がある!

 

本書と
ビジネスモデルキャンバスと
経営デザインシートは、
別々のところで、同じ問題意識から生まれたとしか思えないですね。

分析や評価のためではない、良きマネジメントと実践、行動、成果とフィードバックシステムとしてビジネスモデルキャンバスや経営デザインシートをもっとみなさんに使っていただかなければ!

 

 

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