ふたたび、「ドリルを売るなら穴をうれ」
「ドリルを売るなら穴を売れ」はマーケター佐藤義典氏がマーケティングの初歩の初歩を、小説仕立の物語を展開させながら、解説されている全く新しいタイプのマーケティングの本、でした。
同時に、ブランディング=その企業の一貫した主張・世界観を伝えるには何をしたらいいのか、と強みを活かすとはどういうことか、が小説の一コマ一コマに具体的に描いてあり、教科書や理論だけで用語を追うより数倍「マーケティングって!!そゆうこと」と納得できるはらおちのいい書籍です。
この本、あるクライアントさんの事を考えていた時、急に「あ!この本読んで頂ければ、今のマーケティング施策よりもっと良くなる」とひらめき、即メッセンジャーしました。
と、そのクライアントさんAmazonではなく、書店へ駆けつけ当日入手。10年前の本ですが、大型チェーン店だったことと、現在も売れている本なので、在庫あったのです。そのかいあって、制作物の完成度バツグンに上がりました。
行動が速い事
このように、行動が速い方は、判断力もドンドン研ぎ澄まされ、洗練されてゆきます。
チャンスの神様の前髪しかない。という格言にもある通り、行動が速い=判断が速い、ので、行動を起こしても、ダメと思えば引き返すのも早いのです。危機的な状況にあっても、よいと思ったことをドンドン着手する方は、変化し状況を味方につけてゆけます。
世界NO2セールスウーマンの和田裕美さんも、「決断は早く」といつも仰っています。
行動が速い より 実は大事なこと
行動が速いことは、「いいわけ」して何もしないより、本当ずっと大事なことです。
でもそれ以上に大切なことは、
人が見ない場所も綺麗かどうか!
オフィス、工場、テーブル廻りが清潔できれいなことは、お約束。
玄関・トイレ・お庭 お客様の目に触れる場所が整理整頓されていることは、当たり前に大切なことです。
でも、それ以上に大切で、そこを見たときに瞬時に
「あ!この会社は大丈夫」と思えるのが、
飲食でしたら、厨房・冷蔵庫・冷凍庫の清潔さと整理の状態。
製造業でしたら、倉庫などのバックヤード・機械の配置・人の動き・物のの置き場所と置き方。
どんなに威勢のいい言葉が飛び出そうと、行動が速かろうと、お客様に見えない所が整っていなければ、根本的な課題解決には結び付きません。
そして、どんなに「今」厳しくても、お客様から見えない部分まで整えると決め、最も見たくなかった、整えてこなかった部分にメスを入れる勇気のある方は、大丈夫!回復できる企業です。