実践することが知恵の経営 Blog?No28

知恵の経営 one point

京都府の知事認定を頂ける「知恵の経営報告書」は優れた制度です。
企業規模の大小、収益率の高低、更には財務諸表の善し悪しではなく、
その事業にかける、目に見えない知恵、人の意欲、技術やノウハウ、仕組み
ネットワークといったものを評価し、その持続的な成長可能性に認証が付与されます。

取り組む方は、支援者からの客観的な眼差しで、事業の棚卸しを行い、
「足りない」ではなく、「あるものを」を活かした明確な事業戦略を描くことができます。

それは実行可能で説得力に満ちたものになります。
認証の可否は財務諸表の善し悪しには関わりません。
だからといって、支援の過程で赤字体質をそのまま放置していいい訳でありません。

報告書作成に取り組む=事業の棚卸しを行う=強みを明らかにする=弱みに気付く=その弱みを克服する
具体的な行動計画を創る、その過程で事業戦略として整理する。

報告書として完成させるがゴールではなく、弱みを克服する行動計画を実践し、その過程で事業戦略としてまとめる。
そして、コミニュケーションツールとして、従業員を含む第三者と「対話」を行う。

完成はゴールでも目的でもなく、自覚して実践することがゴールです。

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