レゾナンスリーディングに出会って、ちょうと一年経ちました。
最初、本当になんのこっちゃら・・・という気分で参加した講座でしたが、
終了時は、「はまり」以後、殆んどの読書は、レゾナンスリーディングです。
この読書法を開発したのは、渡邉康弘さん 通称ヤス
元々、本が読めない少年だった彼が、「自分を変えたい」と様々な勉強会や自ら試し、
そしてたどり着いたのが、わかる読書とは、
目的を明確にし、時間を区切り、著者と対話し、その結果としての気付きを行動に移すこと。
としてまとめあげたのです。
<上記はレゾナンスリーディングに対する私の個人的所感です。>
実際の読書の手法については、
「1冊20分読まずにわかる読書法」サンマーク出版にまとめられていますので、興味のある方は
お読みになって下さいね。
この読書が何故良いかと言えば、
スタート地点で、目的を決めていること=結果を明確にしていること。
読後には、行動計画が創られており、それは、まず目の前の1週間でできることから始まるので
無理なく行動をデザインしてゆくことが出来るのです。
レゾナンスリーディングで本を読むことが習慣化すると、
以前読んだ本からも次々あたしい発見をすることがあります。
それは、マーケターの森岡毅氏(「USJを劇的に変えたたった一つの考え方」著者)がいう、
経営資源は人によって、活かせることが違うという説と呼応しています。
その人の立ち位置や抱いた目的、描いているビジョンによって、目の前の、ヒトモノカネに対する
「評価」と「価値」は違うという、まさに知的資産経営=京都で言う知恵の経営を語っています。
本も同じ、抱いた目的、描いてるビジョンによって、気付いた単語、頭に入ってくるフレーズが全然違い、
読むたびに新しい発見があり、更に、関連する以前に読んだ本のフレーズや一説がまるでフックにかかったように
思い出されて来ます。
大きな資産を持つことも素敵ですが、人間裸になった時、こういう知恵が使えることも大きな資産だと思います。