経営者はマインドが全て、とはよく聞く言葉。
相談にみえる方で、財務諸表のバランスがマイナスに傾いていらっしゃっても、
「応援しょう!!」と、一直線に向き合える方と
そうでない方の違いが明確にあります。
その違いこそが、「マインド」
経営資源の中のモノよりカネより、
マインドが占める割合がとても大きいのです。
このマインドの善し悪し、ご本人は気付いていらっしゃならいし、
なかなか気付いて頂くことは難しい。
この本は、債務超過を抜け出すマインドの持ち方と、
行動のあり方を紹介しています。
同時に描いたビジョンを達成するための
マインドの持ち方、行動のあり方を描いています。
ドSの宇宙さんというキャラクターを設定し、
宇宙にオーダーという形をとりながらも、
借金2000万を返済するために、主人公が行った、
最初のステップは以下の6つ
まず、辞めること3つ
私なんてという自虐
〜して下さいという 懇願
〜したいという 夢見心地
やることも3つ
結果を決めてオーダーする
=ビジョンを明確化する。
ヒントは最初の0.5秒でつかんで必ず行動する
=ひらめいたことは、小さく実践
口ぐせを、うまくいく口ぐせに変える
=自虐・懇願・夢見心地という潜在意識を書き換える
とてもシンプルなものでした。
そして、ラストに紹介される
時間が未来から流れてくると考え方。まるでU理論のようで、
脳科学を少しでもかじっていれば、至極納得のゆく書籍でした。