みなさんは、秋野つゆ女さんをご存知ですか?
37歳 女性
おっとりしているが、しっかりしており、自立している
化粧気はないのにきれい。
おしゃれに無頓着なのに、センスがよい
プールに行ったら、いきなりクロールをしていた!
「こうじゃなけやいけない」という考えは、持たない
歴史に経緯を払いつつも、未来に興味あり
個性的で魅力的な人
凄い人、圧倒的にチャーミングな人などと出会う事
※出展 「ブログ運営×集客×マネタイズ」菅家伸 著 より引用
どうでしょう、読み進めて行くと、なんとなく、
髪をアップにし、颯爽と青山辺りを歩く女性を思い浮かべませんか?
秋野つゆさん事態は、架空の人物です。
SoupStockTokyo (=スープストックトーキョー)が、開業時に
事業コンセプトと設えやサービスを考える時に設定した「お客様像」です。
今や地方都市の駅ビルに数多く進出したスープストックトーキョーも
最初の一歩は、お客様を特定の個人を徹底して研究し「その人を幸せにする」から
作り込まれたのです。
昨夜のニュースで、東宝映画の幹部の方が、
映画「君の名は」のヒットの理由を、SNSによる つぶやきが拡散し、
それが次のお客様を呼び、好循環を起こしたことがヒットに繋がった。と
発表されていました。
大々的な広告宣伝費を投入し、どんなに人気俳優い映画の素晴らしさを
配給会社側の宣伝では人のココロを動かさない時代になりました。
SNSは、誰かに強制された行為ではなく、
映画をみて思わず出た個人の感想です。
拡散は、その個人の感想が次の個人のココロを動かし
その連鎖により想定以上の観客動員を創りました。
制作側の情報より、SNSが流れてくる関係にある、自分の繋がりに対する信用が
映画のヒット要因でした。
あらゆる、モノやサービスが行き渡っている現在
かって顧客ターゲットと呼ばれた、30代・女性・独身・年収○○円といった
「層」としての顧客設定ではなく、
具体的な個人、それも自分が大切にしたいお客様その人を想定し、
その人を自分の商品・サービスで幸せにする。
作り込んでゆく時代です。
あなたのお客様は誰ですか?
この問いは非常に大切な時代です。
まずはマーシャ猫(5歳)に伝わるか??