人と違うことをやれ

 「人と違うことをやれ」

平成20年3月3日。「知的支援経営報告書(知恵の経営報告書)」作成という経営支援のあり方に出会いました。

その時、講師を努められた先生は、両手を開き、ご自身が作成された京人形のお店の職人さんが造られる、おひな様になりきってその小さな、言われなければ気がつかない、十二単の袖口の工夫と技を紹介されていました。

何か目新しいことをすることが、経営を向上させるのではない。

顧客に伝わっていない、価値が伝わることで、その会社がグンと良くなることがある。

経営革新のように新しいことを必要としない。

今、普通に事業を営んでおられる方それぞれに「役に立つ」視点を教えて頂き、その夏自分の仕事の中心を「知恵の経営報告書」にしようと決めました。

その後、平成22年に京都の南部と中部で、「知恵の経営報告書」セミナーを企画しその時、何組かの企業様と「専門家」、商工会職員の組み合せを提案させて頂き、それぞれの組み合せで報告書作成がスタートしました。

残念なことに組み合せの大半が「報告書出来ました。」「知事認証頂けました。」〜以上。の関係で終わりました。

ただ一つの商工会を除いては。

その商工会の経営支援員が担当した企業は、報告書を作成された際、僅かに5名だった従業員は40名に増え、売上は4億になりました。もう1社も事業承継を前倒しし、売上1億から3億になりました。その後も快進撃を続けられています。

そして、本年5月、その商工会は京都府内では4つの単会しか認定されていない「商工会の経営発達支援計画」の認定を中小企業庁から頂かれました。

 

昨日は、その計画実行、第一弾。公開セミナーでした。

メインスピーカーは、平成20年3月3日におひな様になりきって、一見遠回りに見えても知恵と工夫の「価値」にいかに気付きそれを活かすか、を熱く語っていらっしゃった、龍谷大学の中森孝文先生。

 

 

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パネリストは、報告書作成後も快進撃を続けておられる、(株)森忠建設造園、(株)花駒さん、そして中森先生のご紹介により城陽市の(株)都給食さん。

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そして、誰よりも「頑張り屋さん」の経営支援員さん。
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平成20年 初めて知的資産経営(知恵の経営)という考え方に触れた時、こんな未来が来るとは思いもしませんでした。

こちらのセミナー弊社が企画した訳でも何でもないのですが、我が子の成長をみるような、嬉しさをしみじみ感じることができたセミナーでした。

「人違うことをやれ」これは平成20年春、自分の専門をどの分野で育ててゆけば良いのか悩みの渦中いた頃、中森先生から頂戴した言葉です。

「人と違うこと」とは特別何かをすることではなく、ただ自分の独自性に気付き大切にする。

知的資産経営(知恵の経営)を見る視点、活用する視点そのものなのです。

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