動機善なりや、私心なかりしや・・・
こちらは知る人ぞ知る、京セラ創業者稲盛和夫氏の言葉。
氏は、これまで、何かことをおこす際、常に自分に問い続けられてきたそうです。
動機が不純なら、どのように美辞麗句で飾り立てても、不純な結果を産みます。
私心があって着手して、どのように取り繕い、カムフラージュしたところで、
必ずそれは、人の知るとことになります。
ただし、こちらは元々仏教の教えから出た言葉。
時間軸は仏様やお釈迦様のそれ、・・・・です。
私たち人間の生きる時間軸より、当然違います。
出来事を俯瞰してみれるかどうか?
また、俯瞰して、みれば、
ーよく鳥の目で俯瞰する、なんて言いますがー
仏様や、お釈迦様の視点から俯瞰すると、
私たち人間を取り巻く出来事で、
プライベートも仕事もほぼ同心円。
かって、プライベートの動機、悪のスタートが
廻り廻って、仕事の結果として出ることもあれば、
仕事の私心が、プライベートな親族間の私心として
結果を出すこともある。
なんにせよ、おこった結果は自分が起こしたこととして
引き受ける。
これが稲盛さん・・・・・優れた経営者の優れている所以です。
一瞬、一瞬、祈りを捧げるように、
常に動機は善
私心は無しを心がけ、
想定外の困難が戻ってきても、自分の責任と受け止めて、
そのなかも、自分を信じ、でできる最善を選択し続ける。
ただそれだけを続けられる人でありますように。