オフィス やまもと ビジョン 100年つづくくらし

私が育った家は、ゆうに築100年は経つ民家です。

時々に戸袋をサッシにしたり、水回りを近代的にしたりと手入しながら今日までやってきました。

なにせ小学4年生まで「おくどさん」があり、「五右衛門風呂」が当たり前でした。

あの家で、曾祖母が息を引き取る瞬間を家族で看取り、弟と妹を迎え入れ、祖母を見送り

おそらくもう間もなく両親のどちらかづつを見送るのでしょう。

あの家の門柱で、曾祖母は末の息子に「決して死ぬな」と伝え戦地に送り出しました。

白い割烹着にたすき掛けの「国防婦人会」には交わらず、一人見送ったそうです。

100年は、家族の歴史と未来を想像すれば、手の届く範囲の年月です。

今の私たちの日々の暮らしぶりとその暮らしぶりの素となる「想いが」次の100年を創ります。

人の営みのなかで「仕事」とは、その暮らしを便利で快適にするため、人を幸せにするためのもの。

私のビジョン「100年つづくくらしをつくる」とは、今だけではなく、

自分の等身大で想像できる「人の幸せを紡ぐ仕事」を支援し、

支援者と事業者の垣根を越えて、互いに人の幸せを紡ぐ世界を実現するという決意なのです。

 

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