響きあうってことがどんなに素敵で大切か レゾナンスのすすめ

レゾナンスリーディング

本日は、レゾナンスリーディング ファシリテーター養成講座

大阪・堂島サロンまでいって参りました。

私がレゾナンスリーディングに初めて触れたのは、一昨年。

ほんと、単に新しい本の読み方? 速読?程度の軽い感覚でした。

そこからこんなに一気にのめり込むとは正直想定外。

今では、ほぼ全ての読書がレゾナンススタイルでマップを描きながら読んでいます。

おかげで圧倒的に仕事の精度が上がりました。

レゾナンスとは共鳴・共振という意味のフランス語だそうです。

読書法の肝は著者との共鳴ポイントを発見する!ということ。

レゾナンスを始めて変わったことは、過去の自分のあり方をどんどん思い出せること。

それは「恥ずかしい」あれは自分ではないと封印してきた過去の姿なのですが、

なぜ私がここまでレゾナンスに惹かれ、読書会もレゾナンス的要素を取り入れているのか、

更に今回教える側に廻ろうとしているのかの隠された動機でもありました。

中学生時代は学年一のビリギャル

実は私は、小中高と授業で先生がおっしゃることの殆んどを理解できませんでした。

小学校時代は、父がかってくれた少年少女世界の文学とか日本の文学を愛読。

その体験のおかげで同世代より文章理解力は持てたのだと思います。

だから、小学校1年生のスタートは悪くなかった。おまけに人前で話すのは嫌いではなく、

学芸会で台詞をハキハキいう。親や教師との受け答えもハキハキできる。

だからなんとかくしっかりした子という印象を周囲に与えていました。

実際は授業中で先生がおしゃることから何かを理解するということはできませんでした・

そんな状態ですから、当然中学受験に失敗。

滑り止めで入った私立中学校の成績は学年133人中なんと128番目。

さすがにこれではヤバいと思った私がしたことは、授業は捨てて自力学習。

教科書・お気に入りのビジュアルな参考書とノートをペンを取り揃え、

ひとつの単元を自分が腑に落ちるまで図で描く、カラーでまとめるなどを徹底してやること。

コツを覚えると勉強が楽しくなり、電車の中で単語を覚えたり、教科書に線を引いたり、自作の

ノートを悦にいって眺めたりという日々に切り替わりました。おかげで成績は急上昇。

学年一のビリギャルをほどなく卒業することができました。

予備校も通いましたが、ほぼ独学で大学進学も果たしました。

 

知るべきことの「肝」が見つかるレゾナンス

私がレゾナンスに惹かれるのか?

私は今でも、知識の切り売りのような、研修講師・講演会講師の話しは最前列に座っていても理

解できません。

本を何度も読み返したり、線を引いたりし、その著者の言いたいことと自分が知りたい

ことを整理しまとめる作業をしないと、「読んだ・判った・理解できた」という段階

には進めません。

ところがレゾナンスリーディングで読書マップを描くようになると、本から得ようと決めた

内容や「肝」となる部分、著書が言いたかったことが、目に飛び込んでくるようになりました、

それは、かってひとりでコツコツと教科書・参考書をにらめっこしながらその単元の「肝」を

みつけ、線を引いて概要をまとめてた作業を一瞬で行っているような感覚です。

ひとつの専門分野について知恵を得ようとする場合、

私の場合、講師が体系たてて説明するセミナーに参加するより、複数の書籍をチョイスし、レゾ

ナンスリーディングで読書マップを作成しながら読み込む方が「生きた知恵」として自分の中に

残るでしょう。

レゾナンスリーディングは、知るから、目的と行動を創る読書

レゾナンスを学ぶ過程で大切なことも沢山学びました。

そのひとつに、学問を志すなら必ず、世のため人のためという利他からの動機をしっかり持つべ

きである。目的なく知識を増やすことは傲慢な人間を創ると。

これは江戸末期の儒学者の言葉だそうです。

本当にその通りで、一人自分の部屋で教科書に線を引きコツコツとだれとも交流せずに

「独学」で勉強していたころの私は「傲慢」でヤなやつでした。

目的を決め、問いをたて本に向き合い、著者との共鳴を楽しみ、仲間とともに知識を創造し、

行動を創る。

これがおそらく本を書いた著者もよろこぶ書籍の最大の活用法ではないでしょうか?

 

お知らせ

7月中にレゾナンスリーディング入門講座 受講生をモニター募集を開催します。

先着4名様限定と致します。告知は来週

土日もしくは平日午後開催します。

興味がある方は、お知らせ下さい。

 

 

 

関連記事

  1. 書評 2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則

  2. 本当の自分に出会えば、病気は消えていく

  3. 動機善なりや、私心なかりしや・・・