やり抜く人の9つの習慣  コロンビア大学の成功の科学

こちらの書籍は、今年の夏頃、読書の師匠、渡邉康弘氏が絶賛していた、あきらめない、やり抜くための自己啓発本。いわゆるポジティブシンキングや、引き寄せと呼ばれる手法では当たり前のされてきた、「常識」的な態度、言葉、考え方そのものが、目標達成を遠ざけていたという目から鱗の一冊。

成功している人は、「才能があったから」、ではなく「ある種の思考や行動によって自らを成功に導いている」という。

9つの習慣としてまとめられ具体的な習慣・行動様式は、なるほどと思われるものもあるが、「え?」と以外に思うものもある。しかしその理由を心理学に照らして考えると、「なるほど」と納得してしまうものばかりだ。

 

 習慣1

目標に具体性を与える。

これは知っている人も多いと思うが、まだまだ、一般的には認知されていないかもしれない。

まずは、成功なら成功の定義をし、障害を考える。そのコントラスト=差を明らかにすること。

 

 習慣2

行動計画をたてる!

これも当たり前と思われかもしれない。

しかしここでは、私に言わせれば超具体的にすべきことを条件付きで書く。

そうすると人間の脳は意識せずに行動をおこせると言う。脳は「XならY」といった条件付きを覚えやすいという。

 

例:月曜日の朝8時になった ➡ 私はジョギングをする。

もし、職場で嫌なことをことを言われて頭に来たら、➡30秒深呼吸し、冷静な対応をする。

と言う具合に、詳細に決めること。

 

習慣3

目標までの距離を意識する

ただがむしゃらに努力するのではなく、日々どれだけ進歩したのかを確認する必要がある。そのために、他人からフィードバックを受けるか、自分で自分をモニタリングすることが大切。

その際、重要なのは、以外に思われるかもしれないが、どれだけ出来ているかというこれまで思考ではなく、あとどれぐらい、やらないと行けないか、というこれから思考。

実は、人はどれだけで来ているを知ると、そこで安心し気がゆるんでしまう傾向があると言う。

あとどれぐらいやらないといけないか!付け加えれば、この過程を「楽しめる人」「やらないといけないことをやっていることが幸福だと思える人」は成功可能性が高い。

 

習慣4

現実的楽観主義者になる

実は「引き寄せ」と呼ばれる法則の中には、「望むことは簡単にできる」「欲しいものは簡単に手に入る」をアファーメーションとして使うとよいと紹介冴えていることが多々あります。

「楽観的であること」「自分の能力に自信を持つこと」は目標達成に向けてモチベーションを高め、維持するのに不可欠とのころこと。これは多くの人が知るところ。

「目標は達成できる」と信じることとは大切だが「目標は簡単に達成できると」考えては行けない。つまり成功を望みそれに相応しい努力をすること。

問題や課題を考えることはネガティブなことではない。それを直視する。困難がどの程度かを検討し、地に足のついた

 

習慣5

成長することに集中する

「今できなくても、できるようになる」と信じること。

能力を発揮することを阻害する最大の要因は不安感。

「失敗してもまたひとつ学んだ」と思われば、がっかりすることなくモチベーションを維持できます。

焦らず、完璧主義にならない。

上手くいっている人に助けを求める

人と自分を比べない。

 

第6章

やり抜く力を持つ

自分の知能について「持って生まれたものは変わらない」という認識は間違いである。「能力は経験や努力を重ねることによって高めることができる」ことが様々な研究から証明されている。

ただしそのためには長期目標に向かうときの粘り強さとやる気が大事。

長期的な目標ほど投げ出したくなる瞬間がある。しかしそれを「何のせい」にするかが投げ出すか投げ出さないかの違い。

自分の努力=自分のコントロール可能なモノが原因と考えると、投げ出さず再度目標にむかっていける。

 

第7章

筋肉を鍛えるように意志力を鍛える

これも以外に思われることだが、意志力は筋力と似ていると言う。

つまり筋肉も使えば消耗するように意志力も使えば消耗してします。

筋肉も休ませて回復するように意志力が弱まったら、ストレスの少ない環境へ退避し、気分の上がることをする。自分をほめる。「鉄の意志」を持つ人を思い浮かべる!←ここ注目。そう鉄の意志を持った自分の周りの人を思い浮かべるだけで意志力は回復するということが証明されているという。

 

第8章

自分を追い込まない

7章と逆説的ではあるが、意志力にも限界があることを知る。

つまり、限りある意志力を有効に使う

そのためには複数の大きな目標に同時に挑戦しない。

何かを辞めるときはスパット辞める。

 

第9章

「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する

例えば「カッとしないようにする」ではなく、「怒りがこみ上げたら、3回深

呼吸する」というように条件設定をしておく。

人間の脳には否定形がないと言われます。

だから、「ショッピングモールへ行って買い物しない」は逆に買い物のことを考えるに作用してしまう。

書籍には有効な「やるべきこと」の言語化はなかったが、例えば「収入の一割りは、入金日に貯金する」などのような具体的な条件設定が有効なのではないかと考える。